高流誌本月關注|2026年2月:普通じゃない台日交流!クールで可愛くてホットな秘密の親友パーティーへ――普通隊長(TW)× HONEST(JP)、新企画《THE CAPTAIN’S…》VOL.1を語る
2026/02/02 (Mon)
普通じゃない台日交流!クールで可愛くてホットな秘密の親友パーティーへ――普通隊長(TW)× HONEST(JP)、新企画《THE CAPTAIN’S…》VOL.1を語る
編集:Kaohsiung Music Center(KMC) PR部・楊庭瑄
文章提供:普通隊長、LUCKY RECORDS - 2026.02.01
KMC:普通隊長とHONESTは名古屋で初めて出会ったそうですが、今でもその時のお互いの第一印象は覚えていますか?また、そこから「一緒に何かやろう」と思うようになったきっかけは何だったのでしょうか?
普通隊長:実は日本でライブをする前から、普隊のメンバー全員がすでにHONESTを聴いていて、すごく若くて生命力に溢れたバンドだなと思い、みんな興味を持っていました。
初めて会ったのは「PUNK IN SUMMER」のバックステージで、ボーカルの樋口くんに出会った時です。会った瞬間すぐに声をかけて、「HONESTが大好きです」「ぜひ台湾に来てライブしてほしい」と伝えました。
樋口くんもイベント後に、日本でお世話になっているマネジメント会社のLUCKY RECORDSに「すごく興味がある」と言ってくれたそうです。
いわゆる一拍即合、って感じですかね。とにかく今回の企画はかなりスピーディーに決まりました。
HONEST:第一印象は「本当に日本が好きなんだな!」って思いました。たとえばベースの人がライブ中にアニメのセリフをたくさん言ってたり、アニメのTシャツを着てたり、ボーカルはBACK LIFTが大好きだったりして、日本の音楽や文化が本当に好きなんだなって伝わってきました。
それに、みんなすごく優しくていい人たちで、僕らの曲も聴いてくれていて、もっと仲良くなりたいと思いました。
KMC:HONESTは、普通隊長から今回の企画のオファーを受けた時、最初にどんな反応でしたか?地域や文化を越えたコラボに対して、どんな期待やイメージがありますか?
HONEST:今回、PUNK IN SUMMERで普通隊長と出会って友達になれたことは、僕らにとってすごく特別な出来事でした。
自分たちが暮らしていない場所で音楽を届けられること、曲がまだ行ったことのない場所まで届くことが本当に光栄で、すごく嬉しいです。
それから、普通隊長は自分たちの時間を使って日本に来て、僕らのライブを観てくれました。その気持ちに応えたいと思って、Lucky(LUCKY RECORDSの代表)に「台湾でライブをする時は全力でやりたい」と伝えました。
バンド活動でも人生でも、お金よりも「その気持ちに応えること」の方が大事だと思っていますし、そういうライブはきっと面白いものになると思います。
KMC:今回は普通隊長が初めて立ち上げる“連動型”のライブ企画ですが、準備や実行の中で一番大きな挑戦は何でしたか?
普通隊長:日本側との連絡についてはLUCKY RECORDSがサポートしてくれたので、スケジュール調整や言語をまたいだ話し合いなども、ありがたいことに大きなトラブルはありませんでした。
一番の挑戦を挙げるとするなら、「未知」に対するプレッシャーだったと思います。
1stアルバムをリリースしてから出演本数が一気に増えて、フェスや商業イベントに加えて、種類の違うライブが20本近くありました。正直、観客の皆さんが“慣れてしまう”ことや、経済的な負担になってしまうことも心配していました。
それでもHONESTにとって最高の「初めての海外ツアー」経験にしてほしくて、北・中・南の3都市とも、観客と近い距離で向き合える200人規模のライブハウスを選びました。
ただ、企画がどれだけ受け入れられるか確信がない中で、大港開唱のチケット販売期間とも重なり、さらにコストを回収するためには少なくとも9割以上の動員が必要でした。だからこそ、この決断自体が一番のプレッシャーだったと思います。
でも取材の数日前には全公演SOLD OUTになりました。本当にありがとうございます!
KMC:HONESTも普通隊長もパンクバンドを軸にしながら、台湾と日本という異なる文化背景を持っています。交流やコラボの中で、お互いから新しい刺激や気づきを得たことはありましたか?
普通隊長:台湾では、どんなジャンルでも“静かに観る”タイプの観客が多い印象があります。強いプロモーションの後押しは、音楽アーティストが知名度を広げて大きなステージに立つための重要な力の一つです。
日本ツアー中に観たライブは、ステージの大小に関係なく、台湾と一番違うと感じたのは「ステージもフロアも、持っている力と空気を全部使い切る!」というところでした。
それはすごく大事なことで、観客は演者の本気を感じられるし、演者も観客の没入を“目で見て”感じ取れる。いつか普通隊長も、日本のバンドのように、生命力で観客を感染させられる存在になりたいです。
HONEST:パンクは、隠したり飾ったりしない音楽で、良くも悪くもストレートに表現するジャンルだと思っています。僕らはそれが本当に大好きです。
でも僕ら自身は「特別にパンクをやっている」という意識はなくて、ただ自分たちが好きな音楽をやっているだけなんです。定義されることなく、ポップスでもskaでも、K-popでさえも、自分たちなりに消化して台湾と日本のリスナーに届けたいと思っています。
彼らのセルフタイトルのアルバムを初めて聴いた時、〈修煉愛情〉や〈我們〉のメロディが心臓をドキドキさせるくらい最高で、同じクリエイターとして「本当に素晴らしい作品だ」と感じました。
こんなに素敵な海外のバンドに出会えて幸せですし、「もっと良い曲を書きたい!」と思わせてくれました。
KMC:連動企画のステージは、互いのファンが出会い交流する場でもあります。普通隊長とHONESTは、それぞれ自分たちのファンに相手のバンドをどう紹介しますか?
普通隊長:HONESTは勢いがあって、エネルギッシュで、強烈に耳に残るメロディと、十分なスピード感を持ったバンドです。普通隊長とHONESTが共演したら、エネルギーは10倍になります。なぜならHONESTは“誠実(×10)”(「HONEST」という単語の中国語訳の読み方が、中国語の「10倍にする」という言葉の読み方と同じだからです。)なバンドだからです。
HONEST:普通隊長は「悲しい時や辛い時、そばに立ってくれる」バンドです。“切なさ”もあって“優しさ”もある。
寂しい時や気持ちが落ち込んでいる時、彼らのメロディは、静かに隣で寄り添ってくれるように感じます。
普通隊長について
台湾・高雄出身の3人組パンクバンド。ヒーローという存在への憧れを胸に結成されたが、彼らが選んだのは音楽を通して、現実と夢の間で揺れる葛藤や迷いを、最も“普通”な視点から誠実に切り取ることだった。
バンド名の着想は、アニメ『ワンパンマン』のサイタマ先生の「普通のパンチ」から――一見“普通”に見えても、そこには計り知れないほどの強さが宿っている。そのイメージは、バンドの核となる精神とも重なっている。「たとえ平凡でも、人の心を揺さぶる力を持てる」ということだ。
前向きでストレートな歌詞と、ステージとフロアの境界を感じさせない熱量あふれるライブで、観客を巻き込む圧倒的な力を持つ。
その唯一無二の爆発力により、普通隊長は1年の間に高雄で行った8回の有料公演をすべて完売させるという記録を達成。台湾の新世代パンクバンドの中でも、最も代表的で勢いのある存在として急速に注目を集めている。
※原文は『高流誌』2026年2月号<本月關注>に掲載